当会について
会長挨拶
平素より当会の活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
当会は平成5年に設立され、平成22年9月には一般社団法人へ移行しこれまで活動してまいりました。設立時は僅かな会員数であった当会も、令和4年5月末時点は会員数152名、賛助会員21社となっております。これまで長きにわたり、当会の発展にご尽力いただきました前根前会長、また、日頃よりご理解とご協力頂いております会員の皆様に心より御礼申し上げます。
さて、我々、臨床工学技士は医学と工学を兼ね備えた医療機器のスペシャリストとして、医療技術の発展と共に幅広い分野での活躍が期待されています。2019年末からのCOVID-19感染症に対しては、人工呼吸器やECMO等の生命維持装置機器の操作・管理において臨床工学技士がメディア等に取り上げられる機会も多かったように思いますが、医療機器全般の安全性確保や有効性維持など、チーム医療の一員として臨床工学技士への期待や果たすべき役割は大きくなっています。
そのような状況の中で、2021年10月に「良質かつ適切な医療を提供する体制の確保を推進するための医療法等の一部を改正する法律」により、タスク・シフト/シェアが推進され業務範囲が拡充されました。このことは、我々にとって大変大きな変化でありますが、言い換えれば新たなる第一歩を踏み出したに過ぎません。今後も地方の医師不足や少子高齢化による人口減少、更なる工学的技術の進歩など、医療を取り巻く環境が大きく変化する中で、我々、臨床工学技士も時代の変化に柔軟に対応し、将来を見据えて更なる業務拡大を図っていくことが求められています。
当会は職能団体として、上記の医療法改正に伴う厚生労働省指定の告示研修の受講推進、学術・技能の研鑽、資質向上を目的としたセミナー開催をはじめ、地域医療・福祉の発展に寄与できるよう事業活動に取り組んで参りたいと存じます。
今後とも一層のご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2022年7月 吉日
一般社団法人 鳥取県臨床工学技士会
会長 藤原 弘昌
役員 (令和6年6月30日更新)
- 会長
- 藤原 弘昌
(鳥取市立病院) - 副会長
- 石井 千昭
(日本赤十字社 鳥取赤十字病院) - 副会長
- 福安 賢吾
(医療法人三樹会 吉野・三宅ステーションクリニック) - 事務局長
- 雑賀 真也
(鳥取大学医学部附属病院) - 理事
- 萩原 隆之
(日本赤十字社 鳥取赤十字病院) - 理事
- 金崎 俊介
(医療法人滉陽会 のぐち内科クリニック) - 理事
- 上野 康寿
(鳥取大学医学部附属病院) - 理事
- 高野 岳
(鳥取県立中央病院) - 理事
- 大東 加奈
(独立行政法人国立病院機構 米子医療センター) - 理事
- 前根 晃彦
(医療法人清生会 谷口病院) - 理事
- 西尾 隆史
(医療法人三樹会 吉野・三宅ステーションクリニック) - 理事
- 古川 駿太郎
(独立行政法人労働者健康安全機構 山陰労災病院) - 理事
- 木村 真一
(鳥取医療生活協同組合 鳥取生協病院) - 理事
- 小谷 友喜
(鳥取県立中央病院) - 理事
- 北尾 翔
(鳥取市立病院) - 監事
- 栗木 千鶴
(医療法人社団やまもと 新開山本クリニック) - 監事
- 土井 総一郎
- 会計
- 古川 英伸
(鳥取大学医学部附属病院)
賛助会員 (令和5年度)
- 旭化成メディカル株式会社
- アムテック株式会社
- 小西医療器株式会社
- 株式会社ジェイ・エム・エス
- 泉工医科工業株式会社
- テルモ株式会社
- 東レ メディカル株式会社
- 日機装株式会社
- 平和物産株式会社
- 宮野医療器株式会社
- 山陰酸素工業株式会社
- 扶桑薬品工業株式会社
- 株式会社 ピー・エム・エス
- メディキット株式会社
- 学校法人 大阪滋慶学園 出雲医療看護専門学校
- 株式会社 JIMRO
- 日本光電工業株式会社